
「コガネメキシコインコのお迎えを考えているけど、飼いやすいのかな?」

「どれくらいのケージサイズが必要?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
色鮮やかで人懐っこいコガネメキシコインコは、飼い主としっかり絆を築けるパートナーです。
今回は、性格や飼育環境、注意点などをわかりやすくご紹介します!
コガネメキシコインコってどんな鳥?
南米原産の中型インコで、体長は約30cmほど。
全身が鮮やかな黄色とオレンジの羽色に包まれ、見た目はまさに「太陽のような鳥」。
愛嬌たっぷりの表情としぐさ、アクティブな動きは見ているだけでも元気をもらえる存在です。
寿命は15〜25年と長く、長く一緒に暮らす相棒として迎えるのにぴったりです。
コガネメキシコインコは飼いやすい?気になる性格と鳴き声
コガネメキシコインコは飼いやすいのかどうか。
結論から言うと、愛情深く人懐っこい反面、手間もかかるタイプのインコです。
その理由は大きく分けて下記のふたつ。
甘えん坊で構ってちゃん
飼い主にべったりな性格の子が多く、放鳥時は常に肩や腕に乗ってきます。
まとわりついて離れず、またそれが可愛いんです♪
鳴き声が大きい
甲高く響く鳴き声が特徴で、特に朝や夕方は大きな声で鳴くことがあります。マンションや集合住宅では防音対策が必要かも。愛情をたっぷり注げる方には、最高のパートナーになりますよ。
ケージサイズはどれくらい?最低限の飼育環境
コガネメキシコインコの飼育ケージサイズについて解説します。
ケージサイズ目安:
余裕を持つのであれば、横幅60cm × 奥行45cm × 高さ60cm以上
できれば据え置き型 or アクリルケースがおすすめ!
商品名でいうと『HOEI オカメ465』や『サンコー イージーホーム37』など。
「あまり大きなサイズだと場所が…」という場合は、ワンランク下のHOEI35でも大丈夫です。
予算に余裕があるなら、丈夫で長持ちするステンレス製がおすすめです。
理想はオカメ465ですが、大きいぶん掃除やメンテナンスが大変になります。
その点も含めて検討してみてください。
またケージには合金製とステンレス製があり、予算的に余裕があるならサビる心配のないステンレスがオススメです。
毎日の放鳥時間
あとは毎日1〜2時間以上の放鳥時間が理想です。
お迎え前には以下の点もチェック!
お迎え費用の目安:15〜25万円(2024年時点の相場) 病院・フード・おもちゃなどのランニングコスト 家族の理解と協力体制(鳴き声、羽の散乱などへの理解) しつけと信頼関係にかける“時間”と“余裕”
「かわいい」だけで決めず、暮らしの一部として迎える覚悟が必要です。
でもその分、信頼が築けたときの喜びは何ものにも代えられません。
① 防音性の高いケージカバー or アクリルケースを使う
夜間や静かにさせたい時間帯は、防音性のある厚手のケージカバーや、透明アクリルケージを活用するのが効果的です。
完全な防音は難しいですが、音の反響を抑えたり、安心感を与えて鳴きにくくする効果があります。
例:アクリルバードケース(オーダー可)、市販の「防音ケージカバー」など
② かまって鳴きには“無視”で対応する
構ってほしくて鳴いているときに反応してしまうと、「鳴けば来てくれる」と学習してしまいます。
心を鬼にして、鳴いている間は一切構わず、静かにしているときに声をかけてあげるようにしましょう。
この“鳴く=効果がない”という学習が、時間はかかりますが効果的です。
③ 朝・夕に放鳥&スキンシップで満足させる
鳴く理由が「退屈」「運動不足」な場合も多いので、朝と夕方にしっかり放鳥して遊ぶ時間を作ることで、無駄鳴きが減ることがあります。
コガネメキシコインコはとても頭が良いので、知育玩具やおしゃべり練習などで刺激を与えるのも有効です。どの方法もすぐに効果が出るわけではありませんが、根気よく続けることで確実に“伝わる”インコです。
「完全に鳴かなくさせる」のではなく、**鳴く理由を理解して“付き合い方を変える”**のがコツです。

まとめ|お迎えは“家族”になる覚悟とともに
コガネメキシコインコは、手がかかるけれど、それ以上の愛を返してくれる存在です。
見た目の可愛さに惹かれる方も多いですが、「一緒に暮らす家族」として、長く丁寧に付き合っていけるかをじっくり考えてみてください。お迎えを決めたときには、あなたの人生に鮮やかな彩りと笑顔を運んでくれる存在になるはずです。
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